地道な発信が仕事に変わる。ひとり社長がSNSで成果を出す方法
こんにちは、上杉です。
僕は、ホームページ制作を中心に10年以上、個人事業主や中小企業のWebサポートをしてきました。
最近はYouTubeなどの動画活用にも力を入れています。
今回の記事では、SNSを使って地道に発信し続けた結果、本業の売上に繋がったという、僕自身の体験をもとに「SNSとの向き合い方」についてお話しします。
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「こんな投稿、誰が見るんやろ」と思っていたあの頃
SNSを始めたばかりの頃は、正直かなりしんどかったです。
頑張って投稿しても反応は薄く、「これ、誰か見てるんかな…」って思うこともしょっちゅう。
でも、それでも発信を続けていたら、あるとき一人のお客さんから「いつも見てます」と言われて。
そこから仕事の相談につながりました。
「数字が少なくても、見てる人はちゃんといる」
そのとき、初めてそう実感できたんです。

SNSは“今すぐ集客”のツールではない
SNSって、短期間でバズって成果を出すものだと思われがちですが、実際は違います。
特に僕のようなひとり社長や個人事業主にとって、SNSはじわじわと信頼を積み上げていくための場です。
今すぐ集客したいなら広告を使うのが早いかもしれません。
でも、広告に予算をかけられない、営業チームがいない、という僕のような立場では、“自分の言葉”で伝えるSNS発信こそが最強の営業手段になります。
ひとり社長がSNSを続けるための3つのマインドセット
ここからは、僕が実際に大切にしている考え方を3つご紹介します。
1. 数字より「誰に届いたか」を大切にする
再生数やいいね数、やっぱり気になりますよね。
僕も以前、1週間で60回再生しかされなかった動画にがっかりしたことがあります。
でも、その動画を見てくれた一人のお客さんから連絡が来たんです。
再生数じゃない、“届いた人が誰か”の方が大事なんだと気づかされました。


2. 自分の言葉で話すから、信頼される
伸びやすい投稿って、炎上系とか刺激的な内容だったりしますよね。
僕も昔、他社サービスをちょっと否定するような動画を出したことがあります。
でも、後味が悪くて、正直後悔しました。
逆に、自分の体験を正直に語った動画の方が、
「案件っぽくなくて参考になった」「現場の声が聞けてよかった」と言ってもらえたんです。
数字よりも、信頼される発信を大事にしたいと強く思うようになりました。


3. ネタは、日々の業務の中に転がっている
「何を投稿すればいいかわからない」という相談もよく受けますが、
ネタって、実は日常の中にゴロゴロ転がってるんですよね。

以前、接骨院のYouTubeを運営していたとき、
「ばね指の治し方」を紹介する動画を出したんですが、それを見た方から
他の整体動画では良くならなかったけど、この動画で改善しました。
というメッセージをいただきました。
1年後には「完治しました」と再度感謝のメッセージまで。
小さな発信が、誰かの人生を変えることだってある
そんな経験をすると、もう「ネタがない」とは言えなくなります。


発信は、自分の価値を伝える手段
たとえば「うちの方がサービスの質は高いのに、選ばれない」
「立地が悪くて集客が難しい」「広告費がかけられない」
こういった悩み、ありませんか?
僕はずっと感じてきました。
でもSNSなら、価格や立地に関係なく、自分の想いやこだわりをしっかり届けることができます。
無理にバズらせる必要なんてありません。必要な人に、必要な情報が届けばそれでいいんです。
まとめ:無理せず、自分らしく続けよう
僕がSNSを続けるうえで大事にしているのは、この3つ。
- 数字に一喜一憂しない
- 自分の言葉で発信する
- 日常からネタを拾う
この3つを意識するだけで、発信ってグッと気楽になります。
そして、気づけばそれが仕事につながっていきます。