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JIMDO無料プランでホームページ作ってみた「名刺代わりのHPなら十分」

Date: 2023.07.29
Update: 2024.01.05

執筆・監修

石神 康貴 Yasutaka Ishigami

自身で運営するECサイトの集客用メディアの運営・アフィリエイター・ライティング講師として活動してきた経験を元にコンテンツ制作全般を支援。

筆者がいままで愛用しているCMSはWordPress(ワードプレス)となります。何種類ものテーマを使ったり多数のサイトを運用してきました。

最近クリニック系の市場調査を行っていたところ、稀にJIMDO(ジンドゥー)でホームページを構えている医院がありました。

実際にどんな機能性であるのかを知るためにJIMDOに登録し、触ってみたメリットやデメリットなどをお伝えしていこうと思います。

動画でも公開中!

JIMDOは登録から5分程度でホームページを生成できる

メールアドレス登録から約5分程度で、テンプレ―トのホームページが生成されて、素材や文章を置換させるだけでオリジナルのサイトを作ることが出来ます。

生成されたデフォルトのホームページが以下になります。

JIMDOのプラン・料金

JIMDOのプランは下記の3つから選択可能となっております。

GROWプランSTARTプランPLAYプラン
月額料金1,590円990円0円
ドメイン独自ドメイン独自ドメインサブドメイン
機能・広告非表示
・検索エンジン最適化
・アクセス解析
・最優先サポーツ付き
広告非表示

無料プランだとサブドメインで機能制限はありますが、ホームページを作成することは可能です。

無料プランで編集できる要素

無料プランですと機能制限はありますが、ホームページ作るうえでの基本機能は備わっています。

  • デザイン
  • スタイル変更
  • フォント設定
  • ボタン
  • アニメーション
  • ナビゲーション追加

上記の内容を編集することが可能となっております。

デザイン

スタイルを変更

カラーパレットでホームページ全体の色味を変える事が可能。

2色を選択することでAIが自動的に最適なカラーパレットを生成してくれるので、WEBサイト全体のメインカラーを簡単に決める事ができます。

フォント設定

サイト全体のフォントサイズを「小・標準・中・大」で一括変更することが可能。ボタンやメニュー以外のタイトル・本文に適用されます。

フォントデザインは9種類から選択ができます。

ボタン

  • 長方形
  • 角丸長方形
  • 丸形

アニメーション

  • なし
  • スライドイン
  • フェードイン

アニメーションは3カラムのメニューに適用されます。

ナビゲーション

無料プランで生成できるページは5ページまでですが、これは割と便利で「追加」するだけでナビゲーションメニューにリンク追加、ページが生成されます。

例えばチームを追加してみます。

上記画像の通りデフォルトのページが生成されますので、画像と文章を置換するだけで簡単に1ページを作ることが出来ます。

その他の設定

アクセス解析やマーケティング、SEO設定などありますがこちらは有料プランで利用可能となります。

JIMDOのメリット3選

メリットを3つ紹介していきます。

5分でホームページの大枠が作れる

5分でテンプレートのホームページが生成されるので、画像や文字を置換するだけで自分のサイトを作成することが可能です。

シンプルな機能性

編集画面は格段にシンプルで必要最低限の機能が揃っているといった感じです。ワードプレスのようにどこになにがあるか分からなくなるようなことは無いと思います。

ブロック型で直感的に編集できる

基本的にはブロック形式でパーツをはめ込んでいくだけなので、直感的な編集が可能で初心者の方でも比較的に簡単にホームページを作ることが出来ると思いました。

JIMDOのデメリット2選

デメリットを2つ紹介していきます。

ワードプレスに比べると管理画面が重く感じる

無料プランなのが原因かもしれませんんが、編集画面の動作が重く感じで少しストレスに感じました。

独自ドメイン取得・有料プラン変更への誘導が頻繁に出てくる

ホームページの編集後、更新ボタンをクリックするたびに、独自ドメイン取得のポップアップが表示されます。

またプレビューをクリックしスクロールすると、右下に有料プランの案内が出てきます。

無料でここまでのサービスを使わせてもらっているので、致し方ないですが頻繁に案内が出てくるのでストレスに感じました。

JIMDO無料プランとWordPressの違い

ざっくりとワードプレスとJIMDOの無料版を比較してみます。

料金

ワードプレスを動かすためにはサーバー契約と独自ドメインが必要になります。サーバーの契約先にもよりますが年間で1万円ちょっとの費用が掛かります。一方でJIMDOは無料プランならサブドメインと機能制限はあるものの無料で利用可能です。

操作性と自由度

ワードプレスはオープンソースのCMS(コンテンツ管理システム)であり、カスタマイズ性が非常に高いです。テーマやプラグインを使用して、ウェブサイトの外観や機能を自由に変更できます。一方でJIMDOの無料版はカスタマイズ性はかなり低いです。

拡張機能

ワードプレスには豊富なプラグインがあります。これらのプラグインを利用することで、SEO対策、セキュリティ強化、フォーム作成、ウェブショップの構築など、さまざまな機能を簡単に追加できます。JIMDOの無料版では、これらの機能拡張が制限されています。

自己ホスティング

ワードプレスは自己ホスティングが可能です。自分自身でドメインとウェブサーバーを用意して、完全な管理権限を持ってウェブサイトを運営できます。一方でJIMDOの無料版では、JIMDOのサブドメインを使用し、JIMDOのサーバー上でウェブサイトを運営することになります。

サポート対応

ワードプレスは世界中で非常に多くのユーザーと開発者がいるため、オンラインコミュニティやサポートフォーラムで質問に答えてもらったり、トラブルシューティングを行ったりできます。JIMDOも管理会社がサポートを提供しており、電話対応は不可ですがメールから問い合わせる事が可能です。ワードプレスほど広範で活発なコミュニティは存在しません。

ただし、JIMDOの無料版にも利点があります。例えば、初心者にとっては使いやすいインターフェースや簡単なセットアップが可能です。また、ホスティングやセキュリティに関する問題を自分で考える必要がないため、手軽にウェブサイトを立ち上げることができます。

どちらのプラットフォームが適しているかは、個々のニーズやスキルレベルによって異なります。ウェブサイトの目的や将来的な拡張性を考慮して、ワードプレスかJIMDOかを選択することが重要です。

JIMDOをおすすめできる人

筆者が使ってきたCMSはWordPressのみなので、正直ここまで短時間で簡単にホームページを作れるとは思っていなかったので驚きました。

WordPressに比べるとやはりカスタマイズ性は劣りますが、以下の方にはおすすめできると思います。

  • WEB制作に全く知識が無い
  • 時間を掛けずにホームページを作成したい
  • 費用を掛けずにホームページを持ちたい

WordPressに比べると必要最低限の機能性で操作性ももシンプルなので、時間を掛けずにホームページを作成したい方にはおすすめで、有料版にしてもいいと思います。

また、ホームページを名刺代わり程度で構えるぐらいなら、費用を掛けずに無料プランでも十分だと思います。

ただし、一貫して言えるのはホームページを使って集客を考えていたり、拡大・拡張していくならばWordPressで運用した方が良いでしょう。

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