大学卒業後、新卒で株式会社の取締役になった当時の事を振り返る
新卒で株式会社の取締役に就任した私が、新卒でフリーランスになる決断をした人の記事を読んで当時のことを思い出したので、その時のことを綴っていきたいと思います。
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新卒フリーランスの道を選んだ人
私は個人で仕事をしているため、Web界隈の情報は主にネット上で収集しています。
特に毎日確認しているサイトが
なのですが、はてなブックマークの人気記事に気になる投稿がありました。
http://www.iwata09.com/entry/iwatafree
この記事は2016/07/13時点で700ブックマークを超えるほど注目を集めています。
内容としては就職が決まらなかったからフリーランスの道としてお金を稼いでいくというものです。
私は知り合いに誘われて結果として新卒で取締役となったのですが、私の境遇ととても似ていて非常に共感できる点が多かったです。
新卒で就職できなかった理由
私も大学当時は就職活動をしていましたが、内定をもらうことはできませんでした。
就活をしている学生は多かれ少なかれ就職なんてしたくないと思っていると考えますが、大体の人はそこを割りきって「御社で働きたいです!」ということを全面にだして就活しているんだろうなあ、と思います。
しかし、私の場合はもちろん自分の能力が低かったということもあると思いますが、一番の理由としては自分が働きたくないということを面接時に隠しきれなかったからだと当時を振り返って考察しています。
その結果、就職が決まらず内定がないまま(NNT)大学を卒業しました。
その後、私は運良く大学時代に知り合った方が起業をするということで働き口は見つかることになります。
未経験からの起業
会社の形としては私のことを誘ってくれた代表がもともとネットショップを運営していたので、そのノウハウを活かしてWeb制作会社として会社を成長させていきたいというものでした。
企業で働きたくないと思っていた自分にとっては起業をして自分の裁量を最大限に活かして働けるということは非常に魅力的なお誘いであり、そこまで迷うこと無く入社を決めました。
しかし、もちろん働き出してみて辛いこともたくさんありました。
私はWeb制作は未経験だったのですが、いざ初めて見ると楽しいと感じることも多く、納期が迫っている時は徹夜をすることに苦はありませんでしたが、
外回りなどはなく打ち合わせも電話やメールで行うことが多かったため、孤独な状況でPCの前に向かい続けるということが辛かったです。
時によっては1週間以上他人と喋らないということもあり、一時はしゃべり方を忘れた事もありました・・・笑
孤独の弊害
孤独が私にもたらしたのは辛いということだけではありませんでした。
まず、プログラムの勉強は全て独学で行う必要があるということです。
普通はそれなりに技術力がある先輩などがいるので、ちょっとしたエラーなどわからないことは聞けると思いますが、一つのエラーを解決するために無駄な時間を多く費やすことも多かったです。
次に、社会人的なマナーを学べなかったことです。
企業に入ると、上司との連携、同僚との連携、取引先との接待などで社会人としての振る舞いを学ぶことは多いと思いますが、私にはほとんどありませんでした。
でも案外都会に住んでいればなんとかなる
私が上記のような経歴を持っているため、新卒でフリーランスで働くということはとても良い選択肢だと思っています。
とりあえずフリーランスで働いてみて、新しい自分を見つけ本当に働きたい企業や自分のことを必要としてくれる企業が見つかることもあります。
ただ、一点アドバイスをするならば都会に住んだ方がいいのではないかということです。
新卒フリーランスで働く事を決めたいわたさんは記事でフリーランスとして生活するために生活コストの低い地域に移住すると書いています。
しかし、地方に住んでしまうと本当に孤独になってしまうのではないかと思います。
私が上記で書いたような孤独をどうやって切り抜けたかというと、同じような境遇で働いている人たちとのインターネットでの出会いや、勉強会などです。
ここのサイトで調べてみるとわかりますが、やはり勉強会などは都会が多いです。
私は現在大阪に住んでいますが、それでも東京と比べれば1/10ほどしかないです。
したがって地方に住んでしまうことでこういった人と関われるチャンスを自分から手放すのはデメリットの方が大きいのではないかと思うのです。
まとめ
フリーランスで働くということは本当に孤独です。
学生時代の友達も普通の企業で働いていれば、そんな頻繁に会うこともできなくなります。
http://www.wanabe.net/entry/freelance
こちらの記事でも書かれている通り、フリーランスで楽しく生きるためには孤独じゃないことが一番重要だとおもいます。