Step By Work

大阪のホームページ制作会社

STUDIOではなくWordPressでWebサイトを制作する理由。STUDIOのテンプレートはずば抜けておしゃれ

Date: 2024.01.12
Update: 2024.04.16

執筆・監修

上杉 洋 Hiroshi Uesugi

1991年生まれ。 株式会社ステップバイワーク代表。 2013年に株式会社n.uを設立。 2015年にStep by workとして独立。 2021年株式会社ステップバイワークとして法人化。 HP制作/SEO対策/コンテンツ制作/動画制作/YouTube運用/写真撮/WordPressを全て一人でやります。

先日こんなツイートが目に入った

https://twitter.com/Yumiiii_design/status/1744758014899617821

確かに最近は昔と違い、STUDIOだけでなくWixやJimdoといったノーコードツールが増え、わざわざ難解なWordPressを使わなくとも簡単に誰でもホームページを作ることができるようになった

僕みたいなある程度HTML/CSS/JavaScript/PHPのコードを書くことが出来る人間からすればそれらのノーコードツールはカスタマイズ出来る範囲が狭すぎるためあまり使いたくないというのが正直な感想である

例えばそれぞれのCMSが出力するHTMLのソースコードは使わないCSSやJavaScriptのファイルが含まれていることがよくある

WordPressにももちろんデフォルトではそういったファイルが含まれるが、カスタマイズすれば無駄なファイルを読み込まないようにすることも可能だ

ただし、これらのファイルを削減したところでホームページのパフォーマンスに与える影響は微々たるものなので出力するコードをキレイにすることにメリットを感じない人は多いだろう

もう一つの理由はSTUDIOなどを使用した場合はブラウザや外部のプラットフォームで実装された最新の機能を使うことができないというものも存在する

例えば先日弊社で運営している吉田接骨院のホームページにYouTubeに投稿されたコメントの一覧を表示させる機能を追加した

こういった独自の機能はSTUDIOなどではプラットフォーム側が対応していないと実装できないので、WordPressのようなカスタマイズの自由度が高いプラットフォームを使うメリットと言えるだろう

それでは私と違いコードが触れない人がWordPressを使うメリットはなんなのだろうか

弊社でSEOやコンテンツライティングを行っている石神にも話を聞いてみた

石神は元々アフィリエイトのブログを始めたことがきっかけでWordPressを使うようになった

当時はSTUDIOなどのノーコードツールはまだ主流ではなかったためWordPressを使うようになったとのことだが、それら以外にも当時ははてなブログやライブドアブログというアフィリエイトブログを始めるために楽なサービスはいくつも存在していたようだ

そんな中でWordPressを選んだ理由についてはその当時アフィリエイトブロガーの多くがWordPressであれば収益性やカスタマイズ性が高くオススメしていたためである

また、アフィリエイトブログという性質上STUDIOなどではCMS機能が不十分で相性が悪いと感じていたようだ

そして、これまで数年WordPressを使ってきて感じたメリットは多くの人が使っているためわからないことがあればネットで調べればだいたいのことが解決できるということ、そのためコードが書けなくても調べればコピペをすることでSTUDIOなどでは実装できない機能を追加できることなどがあるようだ

さて、ここまではある程度コードが書ける人、アフィリエイトブログを運営したい人が感じるSTUDIOではなくWordPressを選ぶメリットを述べてきたが、ではSTUDIOなどのノーコードツールはどういった人がどのような目的で使うのがよいのだろうか

まずSTUDIO/Wix/Jimdoのメリットとして、機能が限定されているがゆえに管理画面が非常にシンプルで初心者でも使いやすいように設計されていることだ

WordPressの場合だと聞き慣れない「固定ページ」「タクソノミー」などの単語が出てきたり、ホームページ自体の構成も自分で決める必要があるため、テンプレートを使ったとしてもそれなりのものを作るためにはかなりの勉強が必要である

しかしSTUDIO/Wix/Jimdoの場合であれば業種ごとのテンプレートから自分の好みのものを選択し、画像を当てはめていくことである程度のホームページを作ることができる

また、煩わしいサーバーとドメインの契約や本体のアップデートもサービスの中に一括で含まれているのでセキュリティ面も安心して使うことができるだろう

したがって、特に定期的にホームページの更新を行う予定がなく、社内にエンジニアなどがいない場合に会社や店舗などの名刺代わりのホームページが作りたいのであればSTUDIO/Wix/Jimdoなどを使うことは非常にオススメである

さらに名刺代わりのホームページで良いのでSTUDIO/Wix/Jimdoを検討しているという方にこの中でオススメしたいのはSTUDIOである

STUDIOで用意されているテンプレートは無料、有料問わず非常に洗練されている印象である

もちろんかっこよさやおしゃれさというのは個人の好みによる部分も多いのでSTUDIO以外のテンプレートの方が良いと思われるかもしれないが私がSTUDIOを推す理由が一つある

それはSTUDIOのテンプレートが日本語向けに作られているためである

WordPressやWix、Jimdoなどはどうしても海外ユーザーも多いためテンプレートの多くは基本が英語圏の人のために作られている

これらの英語を前提としたテンプレートに日本語を当てはめてみるとなんかださくなった、と感じたことがある人は少なくないのではないだろうか

それはひらがな/カタカナ/漢字とアルファベットではWebデザイン的に良いとされているバランスが全く違うためそもそも日本語で使うとださくなってしまうのだ

こういった理由からSTUDIO/Wix/Jimdoの中であればSTUDIOを使用するべきであると私は考えている

もし簡単なコーポレートサイトを作りたいのであればSTUDIOを使い、写真さえプロに撮影してもらえればかなりクオリティの高いものができるであろう

余談ではあるがSTUDIOは月間PV数に制限があり最安の990円のプランだと50,000PVまでとなっているが頻繁に更新している弊社のホームページでも月間30,000~50,000PVくらいなのでほとんどの場合で問題にはならないだろう

さて、最後にWordPressはカスタマイズ性が豊富で継続的に更新などをしていきたい場合にオススメで、STUDIOは手軽におしゃれなホームページを持ちたい場合にオススメであるという結論で締めたいと思う

ダサいホームページで悩んでいる人はSTUDIOを、機能を追加したりネット集客をしてみたいと考えている人はWordPressを使ってみてはいかがであろうか

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自作するためのホームページ作成サービスの比較と、業者に依頼する理由についても話しました!

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