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ダンススタジオの集客方法を元ストリートダンサーが解説!

Date: 2023.11.23
Update: 2023.12.02

執筆・監修

石神 康貴 Yasutaka Ishigami

自身で運営するECサイトの集客用メディアの運営・アフィリエイター・ライティング講師として活動してきた経験を元にコンテンツ制作全般を支援。

近年ではSNSやオンラインプラットフォームの普及により、ダンスコンテンツの視聴や共有が容易になり、多くの人々がダンスに興味を持つようになっています。

ダンススクール・ダンス教室やイベントが増加し、様々なジャンルのダンスが普及し、習い事としても人気です。若者を中心にストリートダンスやK-popなどの影響でダンスに取り組む人が増えている印象があります。また、ダンスを通じたエクササイズや健康増進の側面からも人気が高まっています。

石神

因みに筆者も昔はストリートダンスを9年ほどやっていました!(笑)インストラクター経験もアリです!
現在でもダンスイベントに顔を出したり、ダンス関係者との繋がりがあります。

今回この記事ではダンススタジオがオンライン集客・オフライン集客する方法について紹介していきます。(2023年12月2日更新)

動画でも解説しています

メインのターゲット層を明確にする

ダンススタジオを運営する際に、まず考えるべきことは一番獲得したいターゲット層を明確にする点です。

ダンススタジオといっても幅広いダンスのジャンルがありますよね。

  1. ストリートダンス
  2. タップダンス
  3. ベリーダンス
  4. ポールダンス
  5. 社交ダンス
  6. バレエ
  7. フラメンコ
  8. サルサ

などなど、他にもありますが。誰を雇うか、どんなジャンルを教えれるか、スタジオのコンセプトなどによって、ターゲット層は変わってくるかと思います。

例えば極論ですが、ストリートダンススタジオを運営したとしてキッズ育成に特化させるのか、中年層の趣味ダイエット目的に特化させるのかでターゲット層は変わってきますよね。

またストリートダンスの中にはヒップホップ、ブレイク、ポップ、ロック、ハウス、ジャズなど、様々なジャンルがあります。

例えばジャズのインストラクターが多いスタジオなら女性がメインのターゲット層になるかと思います。逆にブレイクダンスならば若年層+男性がメインのターゲット層になるかと思います。

年齢層・性別・地理的な事も踏まえてメインのターゲット層を特定するといいでしょう。

ネットでの集客

ダンススタジオがネット集客する方法について大きく4つの方法を紹介していきます。

  • ホームページ(SEO対策)
  • SNS
  • Googleマイビジネス(MEO対策)
  • YouTube

ホームページを持つ

ダンススタジオがホームページを運営する事のメリットは大きく4つあります。

  • SEO的効果
  • 信頼性に繋がる
  • ブランディングイメージの強化
  • ユーザーが必要な情報を探しやすくなる

まず初めのメリットとしてにSEO集客に繋がるという事です。地域名+ダンススタジオなどで検索したときに上位に表示することが出来ればサイトを閲覧してもらえる可能性が高くなります。

同じ地域の競合のスタジオが何件あるか把握し、検索ランキングが負けているならSEO対策を取っていきます。

次にホームページを公開することでユーザーに信頼感を与えることが出来ます。

例えばサイトの中に

  • スタジオオーナーやインストラクターの顔写真、経歴の紹介
  • 料金表や受講までの流れ
  • 所在地、問い合わせ先
  • レッスン風景やスタジオの客層・雰囲気

などを掲載することでユーザーに安心感や信頼感を与えることが出来ます。

次に、スタジオの特徴もウェブサイトで伝える事が出来ます。

例えば、

  • 男性・女性のインスタラクターが多い
  • キッズ育成に強い
  • 大人向けのクラスが多い
  • ○○ジャンルに特化している
  • 保護者もレッスン風景の観覧が可能
  • スタジオ主催のイベントを定期開催(発表の場がある)
  • チケット制なのか月謝制なのか
  • 内観(音響設備・内装など)

などなど、特徴を伝える事でユーザーのニーズを満たす手助けとなるでしょう。

最後に、ホームページ上でスタジオのクラススケジュールや料金、インストラクターの情報などを掲載することで、興味を持った人がすぐに必要な情報を見つけやすくなります。

無料でホームページを作れるWIXやJIMDOOなどのCMSがあり、ホームページ作成にコストを掛けずに自分たちで簡易的なサイトを作られる方もいますが、ウェブサイト作成はプロに任せたほうが良いでしょう。

ホームページでダンスコンテンツを発信する

ホームページでダンスに関するコンテンツを発信する方法は、ネット集客の入り口を広げることが出来るので効果的です。

例えば、必要最低限の情報を掲載しただけのホームぺージの場合「地域名+ダンススタジオ/ダンススクール」などとググったら、大半は上位に表示されるかと思いますが、それ以外の検索キーワードでもホームページを閲覧してもらう機会を作っていきます。

  • TikTokで流行っているダンス
  • ダンスの基礎・ステップ
  • ダンスの歴史やファッション、流行りの音楽
  • 踊りやすいダンスシューズ
  • ダンサーのおすすめアイテム

などを解説したブログ記事をホームページ上にアップロードすることで、「地域名+ダンススタジオ」以外の検索ユーザーの流入を見込めます。

石神

ホームページは作って終わりではなく、作ってから育てていくものです!

またコンテンツの発信を行うという事で、

  • 情報量が増えるのでサイトの価値が高まる
  • 更新することでサイトの価値が高まる

といったようにSEO的な効果が見込めます。Googleからドメイン単位で評価されるメリットがあるので、「地域名+ダンススタジオ」の検索キーワードでもより上位表示を狙える可能性が高くなります。

SNS発信

ダンススタジオのネット集客においてSNSでの発信は大きな役割を果たしてくれます。ここでは、以下の4つをSNSを紹介します。

  • Instagram(インスタグラム)
  • TikTok(ティックトック)
  • Facebook(フェイスブック)
  • X(エックス:旧Twitter)

SNSの投稿時間について

前提としてSNSの投稿時間について記述していきます。

SNSの投稿時間はとても大切でユーザーのアクティブ率が高い時間を狙って投稿することで効率よくリーチできるかと思います。

SNSのゴールデンタイムは、一般的にフォロワーやターゲット層が最もアクティブで、投稿に最も反応する時間帯のことを指します。ただし、ゴールデンタイムはプラットフォームや地域、ターゲット層によって異なります。

例えば、利用者の多いSNSプラットフォームであるInstagramやX(旧Twitter)においては、

  • 平日の夜間(特に19時から22時)
  • 週末の午後(特に土曜日の午前中から午後にかけては、多くのユーザーがオンラインで活動している傾向があります。)

などの時間帯は、多くのユーザーがSNSをチェックしているため、投稿が多くの人にリーチされやすいとされています。

しかし、ターゲット層や地域によって異なるため、自分のフォロワーや顧客の行動パターンを分析し、それに基づいて最適な投稿時間を見つけることが重要です。

例えば、ダイエット目的の主婦・中年層をターゲットにするならばお昼の時間の方がリーチできるかもしれません。一方で若年層をターゲットにするならば、先述の通りゴールデンタイムを狙ったアプローチが良いかと思います。

石神

SNSプラットフォームの分析ツールを使用して、フォロワーのオンライン活動状況や投稿への反応を把握することもいいと思います。

定期的に投稿時間を変えてみて、どのタイミングが最も反応が良いか試してみるのも一つの方法です。

Instagram

インスタグラムはダンススタジオオーナーやダンスインストラクターが最も利用しているSNSプラットフォームです。

ダンススタジオがInstagramを集客ツールとして活用するメリットはいくつかあります。

  • ビジュアルコンテンツを共有できる
  • 若年層やクリエイティブな活動に興味を持つユーザーが多い傾向である
  • ストーリーの閲覧者が多く速報性の高い情報を共有しやすい

まず第一に、動画・画像コンテンツが豊富に共有できる点です。ダンススタジオでは、レッスンやパフォーマンスの写真や動画を投稿することで、興味を持ってくれる人々に魅力を伝えることができます。

次に、ターゲット層にリーチできる可能性が高いという点も大きなメリットです。Instagramは若年層から中年層を中心に人気があり、ダンスやクリエイティブな活動に興味を持つユーザーが多く集まっています。したがって、ターゲットとする顧客層にアプローチしやすいプラットフォームと言えます。

さらに、Instagramの機能の一つであるストーリーやライブ機能を使うことで、リアルタイムでのコンテンツ配信が可能です。新しいクラスやイベントの告知の発信など、フォロワーとのリアルなコミュニケーションを築くことができます。また重要度の高いストーリはハイライトとしてプロフィール下に固定配置もできるのもメリットです。

最後に、Instagramはハッシュタグを活用することで、関連する人々や興味を持つユーザーとのつながりを増やすことができます。ダンス関連のハッシュタグを活用することで、同じ興味を持つ人々があなたのスタジオを見つけやすくなります。

このように、Instagramはダンススタジオにとって魅力的な集客ツールとなり得ます。良質なコンテンツと効果的な戦略を組み合わせることで、多くの人々にスタジオの魅力を伝えることができるでしょう。

TikTok

ダンススタジオがTikTokを集客ツールとして活用する際のメリットはいくつかあります。

  • 動画コンテンツの発信にどこよりも適している
  • 若年層が多く、ダンス系のコンテンツが人気になりやすい
  • 常にトレンドとなるコンテンツがあるので、乗っかればバズるチャンスがある

TikTokは短い動画形式であり、ダンスの動きや振付を効果的に伝えるのに適しています。スタジオのダンスレッスンやパフォーマンスのクリップをシェアすることで、興味を引きやすくなります。

また、TikTokは特に若年層に絶大な人気ですし、ダンス系のコンテンツが非常に多いです。ダンスに興味を持っている人々にリーチできる可能性が高く、新たな顧客獲得のチャンスとなります。

さらに、TikTokは常に新しいトレンドや挑戦を生み出しています。ダンススタジオがこれに参加することで、注目を集めやすくなります。トレンドに合わせたクリエイティブなコンテンツを発信することでバズる可能性が比較的高いです。

TikTokはコンテンツが拡散しやすい特性があります。面白い、ヤバい、かっこいいなどの感情が揺れ動くようなコンテンツを発信しユーザーに刺されば、共有されやすく、スタジオの知名度が急速に広がる可能性があります。

ただし、成功するためにはクオリティの高いコンテンツや定期的な更新、ターゲットユーザーを考慮した戦略が必要です。そして、利用する際にはプライバシーやコンテンツの適切な管理にも留意することが大切です。

Facebook・X(旧Twitter)はダンススクールと親和性が低い

FacebookやX(旧Twitter)とダンス関連の発信の親和性は低いので、発信にそこまで力を注がなくてもいいかと思います。

もしアカウントを動かくすならば、発表会・イベントの告知、休講情報発信の際のみに拡散目的程度で使うぐらいでいいかと思います。

GoogleマイビジネスでMEO対策

ダンススクール運営は地域性に依存する部分が強いため、GoogleマイビジネスでMEO対策は必ず行った方が良いです。

「地域名+ダンススタジオ」と検索したときに、上位に表示させることが出来れば新規顧客獲得の大きなチャンスに繋がります。

石神

業種はダンススクールではないですが、弊社で運用代行している店舗はMEO対策を行うことで、新規顧客獲得に貢献しています。

MEO対策で重要なポイントは下記の2点となります。

  • レビュー
  • 活動報告や休講情報などの更新

レビュー・口コミ件数に関しては、ただ待っていても中々増えにくい傾向があるので、顧客に直接促すことが出来ればベストです。

日々の活動内容を写真付きで更新したり、キャンペーン情報や休講情報などがあれば逐一更新していくといいでしょう。

またGoogleマイビジネスでは公式サイトを登録、表示させることが出来るのでウェブサイトを持っておいた方が吉です。

YouTube発信

YouTubeでのダンス動画の発信はユーザーに対して一番伝わりやすいです。

石神

ダンスに関しては活字より画像、画像より動画です!

カッコいい、綺麗、かわいい、イケてる、楽しそう、憧れるなどの人の感情を揺れ動かしクロージングに繋げるためには、ダンスの動画コンテンツの発信は必須条件です。

また、YouTube発信することでプラットフォーム内での発信+ホームページを運営していれば簡単にYouTube動画を表示させることが出来るので一石二鳥です。

オフラインでの集客

先述の通り、ダンススタジオ運営はローカルビジネスなのでオフラインでの集客も効果的です。以下、3点を紹介していきます。

  • チラシ作成・ポスティング
  • 人が集まるタイミングで宣伝
  • 従業員に宣伝・告知してもらう

チラシ作成・ポスティング

売れっ子ダンサーを雇えば、他府県から生徒が受講しに来ることも珍しくないですが、基本的にダンススタジオは地域密着型のローカルサービスなので、チラシ作成・ポスティングは有効な手段といえます。

チラシを作成する際にはQRコードやクーポンなども一緒に掲載するといいです。

そしてターゲット層を明確にすることは重要です。

例えば極論ですが

  • キッズダンサー育成
  • 中年層のダイエット・運動

なのかを明確にすることです。至極当然のことですが、キッズ層の新規獲得を狙っているのにチラシのキャッチコピーが「ダンスエクササイズでダイエット!」だと、微妙ですよね。

石神

ターゲット層によってチラシのコンテンツ内容・文言などを含めて訴求方法は変わってきます。

発表会やイベント時に告知

発表会やイベントで保護者や生徒、関係者が集まった際に告知を行うようにしましょう。

イベントのタイムテーブルはパンフレットにし、その中に

  • 期間限定で初回無料レッスンを開催
  • 期間限定で体験レッスンが○○円でお得

などの案内を入れる事で、視認性が高く効率の良い告知が出来るでしょう。

石神

先日も友人のダンスイベントに足を運んできました。ダンススタジオ主催の発表会ではパンフレットの中に新規顧客獲得のための告知していることが多い印象があります。

従業員インストラクターに告知・宣伝してもらう

この方法は間接的にネット集客になります。従業員のインストラクターにSNSなどでの告知を促すことであなたのダンススタジオの発信力が何倍にもなるかと思います。

以下、一例です。

スタジオオーナーがInstagramのストーリーに従業員インストラクターのタグ付けを行ったうえで入会キャンペーンの告知を行う

キャンペーンページのリンクなどがあれば合わせて載せておくといいでしょう。

従業員インストラクターがストーリーをシェア・引用してリポストする

従業員インストラクターのフォロワーにもリーチすることが出来ます。

石神

従業員インストラクターの個々がダンススタジオの広告塔になることを見据えて動いていくという事は、凄く重要なポイントだと思います!

お問合せ先は選択肢を作りましょう

例えば、「○○ダンススタジオに興味があり問い合わせしたい!」と思ったときに、問い合わせ方法がメールアドレスの問い合わせフォームのみだとしたら、どうでしょうか。

石神

僕だったら面倒臭いと思ってしまいます(笑)

メールアドレス以外にも

  • 公式ライン
  • 電話
  • InstagramのDM

など、お問合せ先の選択肢を用意しておくといいかと思います。ただ導線が多すぎると管理が大変なので使いやすいモノを複数選択すると良いかと思います。

最近だとダンススタジオの問い合わせ先としてInstagramのDMを使うパターンも良く見受けられます。なぜならレッスン風景やダンスの動画コンテンツをInstagramで発信される方が多いからです。

大阪でホームページ制作・運営代行なら株式会社ステップバイワークへ

弊社が作るホームページの最大の特徴は、動画と写真をホームページ上に載せることで、そのサービスを提供している方の人柄を伝えることができるということです。
人柄を伝えることで、この人に相談すれば安心!と思ってもらい新規のお客様を増やすことを得意としています。

技術力やサービスに自信はあるのに

  • 交通アクセスが悪い、、、
  • 開業したてで認知度が低い、、、
  • 料金が高い、、、

などの理由で集客にお困りの方はぜひ一度ご相談ください!

石神

動画でも発信しています!

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