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名刺代わりのホームページは、いまかなり安く持てる——創業したての会社への、正直な選択肢の話

上杉上杉
名刺代わりのHP、いまはかなり安く持てます!創業したての会社への正直な話です。

会社をつくったばかりの時期に、「名刺代わりのホームページくらいは、あったほうがいいのかな」と考える方は多いです。銀行で口座を開くとき、補助金に申し込むとき、名刺を交換した相手があとで会社名を検索したとき——ふとした場面で、「ネットで確かめられる会社の顔」があるかどうかを見られます。代わりにSNSのアカウントURLを載せるわけにもいかない(飲食店ならまだしも)。だから、名刺代わりの1ページは、やっぱりあったほうがいいのです。

とはいえ、創業期はやることもお金の使いどころも山積みで、立派なコーポレートサイトに数十万円をかけるのは、正直まだ早い——というのが私の本音です。

でも、ここ数年でホームページを作るコストは根本から下がりました。とくに大きいのは、AIの登場です。だから今は、名刺代わりのホームページくらいなら、誰に頼むか・何で作るかを選ぶだけで、かなりローコストで——下手をすると0円に近いコストで——持てます。「お金はかけたくない。でも会社の顔がないのは困る」という板ばさみは、もうお金の問題ではなくなりつつあります。

以下、私が相談を受けたときに実際にお話ししている選択肢を、ポジショントークも正直に断りながら並べてみます。

名刺代わりのホームページが、あったほうがいい理由

名刺代わりのHPが効く場面:銀行口座の開設/補助金の申請/相手が会社名で検索/何も出てこない=不安。ネットで確かめられる安心。

派手な集客のためではありません。名刺代わりのホームページが効くのは、こんな場面です。

  • 銀行口座の開設や、補助金の申請で、会社の実在や事業内容を確かめられることがある。
  • 名刺交換した相手が、あとで会社名を検索する。これから取引を考えている会社も、同じように調べる。
  • 検索して何も出てこない会社は、それだけで少し不安に見えてしまう。
  • SNSのアカウントURLでは、代わりにしづらい。飲食店くらいなら成り立つかもしれませんが、多くの業種ではそうもいきません。

つまり名刺代わりのホームページは、「実在と事業内容が、ネットでちゃんと確かめられる」という最低限の安心をつくるものです。まずはそこさえ満たせればいい。立派である必要は、この段階ではありません。

まず、「誰に頼むか」——大きく3つ

誰に頼むか——3つの選択肢:①フリーランス(いちばん安い)/②小さめの制作会社(コスパがいい)/③大きい制作会社(オーバースペック気味)。大きいほど良い、ではない。

頼み先は、ざっくり3パターンです。正直に、それぞれの向き・不向きを並べます。

  • フリーランス(クラウドソーシング)。いちばん安い方法です。SNSやクラウドなどで探せばたくさんいて、名刺代わりの1枚なら十分に成り立ちます。
  • 小さめの制作会社。ここは正直ポジショントークになりますが——私のような小さな制作会社に頼むのが、コスパの面ではちょうどいいと思っています。細かい相談にも直接乗れて、フリーランスより体制の安心があります。
  • 大きい制作会社。信頼できますし、クオリティの高いものが上がります。ただ、名刺代わりのような小さな案件は、そもそも受けていないところも多い。受けてもらえても少しオーバースペック気味で、やり取りの手間やセキュリティ要件まで含めると、この規模の案件には合わないことがあります。

規模が大きいほど良い、ではありません。名刺代わりの1枚なら、身の丈に合った相手を選ぶのが、結局いちばん早くて安いのです。

次に、「何で作るか」——自分で作る、という手もある

何で作るか——自分で作る手も:STUDIO・Wix(基本料金0円)/AIで作る(きれいに、自分好みに)。AIが、作るコストを大きく下げた。

頼まずに自分で作る選択肢も、いまは現実的です。

  • STUDIO や Wix などのホームページ作成サービス。基本料金0円で持てて、自分でも簡単に作れます。
  • AIで作る。ここ最近ぐっと増えた選択肢です。自分で、しかも簡単に作れるようになりました。難しいサーバーの設定なども、聞けばやってくれる。STUDIOやWixを自分で触るより、ある程度きれいで、自分好みのサイトに仕上げやすいのが強みです。

このAIの登場こそが、ホームページを作るコストを大きく下げた正体です。作る手間が減ったぶん、頼んでも・自分でやっても、昔よりずっと安く済むようになりました。

「無料で名刺代わりのHP、作りますよ」という会社も増えた

「無料で作ります」が増えた:名刺代わりの1ページは0円(入り口)、実際に使う機能(自社ドメイン/MEO/LINE/お問い合わせ)は別料金。必要な機能だけを、必要なぶんだけ。

そして最近は、弊社も含めて、「名刺代わりのホームページくらいなら無料で作りますよ」という会社が増えてきました。基本のページは0円で用意して、そこから集客までしっかりやりたくなったら、その分だけ別途料金——という形です。名刺代わりの1ページを“入り口”にしているわけです。

自分で作るのも、AIで作るのも面倒——という方には、こういうサービスを探すのが、いちばん手軽だと思います。

弊社の場合も、会社紹介を1枚にまとめたLP(ランディングページ)は基本料金0円です。費用をいただくのは、自社ドメインの接続・Googleマップ(MEO)への登録・LINE登録・お問い合わせフォームなど、「実際に使える」状態までつなぎ込む部分だけ。必要な機能だけを、必要なぶんだけ。最初から全部を盛り込む必要はありません。

余談ですが、最近は「Googleマップにホームページが載っていない事業者へ、片っ端からホームページを作って“作ってみたのでどうですか”と営業する」会社もあると聞きます。そういう営業が成り立つくらい、名刺代わりのホームページは安く作れる時代になった、ということでもあります。

身軽なスタートを切る

身軽なスタートを切る:STEP1 まず0円で会社の顔/STEP2 事業が動き出す/STEP3 必要な機能を足す。まず身軽に、動き出してから足す。

名刺代わりのホームページを“持つだけ”なら、いまはかなりローコストでできます。誰に頼むか、何で作るか——選択肢はいくつもあって、正解はその会社の状況によって変わります。

まず身軽に会社の顔をつくって、事業が動き出してから必要な機能を足していく。創業期に合っているのは、たぶんそういう順番です。どれが自分たちに合うかは、選択肢を並べてみると見えてきます。その一歩が、身軽なスタートの入り口になります。